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庭園アーカイヴ・プロジェクトは、日本庭園研究者の原瑠璃彦が種々の分野の研究者、エンジニア、アーティストと協働し、日本庭園の新しいアーカイヴを開発するプロジェクトです。
これまで、日本各地のさまざまな庭園を対象にアーカイヴを構築するとともに、展覧会などの成果発表を行ってきました。
ここ静岡でも、浮月楼、辻雄貴空間研究所の協力のもと、庭園のアーカイヴ構築を進めてきました。
そこでは、四季二十四節気を重視した浮月楼の活動に学び、庭園全体の四季の3Dスキャンを行うことで、季節変化を踏まえたアーカイヴを試み、その成果をウェブサイトで公開するほか、常設展示《終らない庭のアーカイヴ Incomplete Niwa Archives 004:Fugetsu Four Seasons Version》を実験的に制作してまいりました。
この度、明輝館、庭園の文化財登録を記念し、本プロジェクトの成果を特別一般公開いたします。
会期中は、現代における日本庭園の可能性を探るべく、多様なイベントも開催いたします。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

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2025年7月25日(金) - 8月31日(日)
10:00-18:00
休館日 / 月•火曜日

【入館無料】

浮月花寮 2F

静岡県静岡市葵区紺屋町11-1 浮月花寮

主催:浮月花寮
共催:庭園アーカイヴ・プロジェクト
協力:辻雄貴空間研究所、
京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab、
一般社団法人 hO

庭園アーカイヴ・プロジェクト ウェブサイト
https://niwa-archives.org

原 瑠璃彦
原 瑠璃彦
日本庭園・能楽研究者/ドラマトゥルク

1988年生。静岡大学人文社会科学部准教授。一般社団法人hO理事。専門は日本の庭園、能・狂言。2020年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。著書に『洲浜論』(2023)、『日本庭園をめぐる――デジタル・アーカイヴの可能性』(2023)。『洲浜論』にて令和5年度(第74回)芸術選奨文部科学大臣新人賞、第15回表象文化論学会賞奨励賞受賞。日本庭園の新しいアーカイヴを開発する庭園アーカイヴ・プロジェクト代表。坂本龍一+野村萬斎+高谷史郎 能楽コラボレーション「LIFE・WELL」(2013)等でドラマトゥルクを担当するほか、種々の展覧会で企画やリサーチを行う。

関連イベント


関連イベント 1

日本庭園とウェブメディア
「おにわさん」と
「終らない庭のアーカイヴ」

【登壇者】

イトウマサトシ
(「おにわさん」編集者/Webディレクター)
山澤清一郎
(「おにわさん」運営/京都芸術大学非常勤講師/博士(学術)/造園家)
津田和俊(京都工芸繊維大学准教授)
原瑠璃彦(静岡大学准教授)

2025年 8月2日(土)
15:00-16:30

会場:浮月花寮2F 【入場無料】
50名

※先着順でご予約承ります。ご了承ください。

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関連イベント 2

映画「動いている庭」
上映とトーク
「動いている庭」から
「終らない庭」へ

【登壇者】

澤崎賢一(アーティスト/映像作家、 総合地球環境学研究所特任助教)
マレス・エマニュエル(京都産業大学准教授)
城一裕(九州大学准教授)
原瑠璃彦(静岡大学准教授)

2025年 8月22日(金)
15:00-17:30

会場:浮月花寮2F 【入場無料】
50名

※先着順でご予約承ります。ご了承ください。

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